1年以上もサイトの更新を行っていませんでした。ネット上ではすでに死んだも同然です。
この間、政治ではバルカンもアフリカもアフガニスタンも忘れ去られてイラク占領とアメリカ大統領選挙の行方に関心が移ろっています。また、社会では鳥インフルエンザやBSEや食の安心安全や犯罪の傾向などが関心の焦点にあります。そして経済や経営では中国の話題でもちきりです。文学では若い(女性の)芥川賞作家の登場がありました。(ポップ)音楽では、・・・音楽はどうなっているんでしょうか?
新聞をとったりテレビを毎日一定時間以上見ていれば、世の中の話題の中心がどのあたりで彷徨っているのかは分かります。しかし、それを知っていることはそれらの問題の本質を考えることと同じではありません。ずっと以前から、新聞・テレビのネタ話を話す人が、考えることの少ない人であるバロメーターであるように思っていました。最近出会う人はビジネスマンばかりで、このバロメーターがますます確かなものに感じられます。
『毎日ビジネスマンたちに囲まれて忙しく働いていると、だんだん狭い視野の仕事人間になってしまい、人間としての自分自身を見失いがちになってしまうことにあらためて気付くこ |
とがあります。そんな風に自分自身を見失っていくことへの恐れから、このサイトに少しずつコンテンツをアップすることを励みに、ビジネスや実用から離れた自分自身の世界を失わないことを自分に課しています。つまり、ここは、私が人間としての自分自身を客観評価するための場所だと考えているのです。』
このサイトの冒頭の説明にこう書いているとおり、サイト更新がなかったこの期間に私自身も自分を見失っていたことが明らかになります。
そこで、全く久しぶりに今日、「Book」の「Sciety
/ Economy」のリストに数冊追加しました。これらの本は、仕事を持つ社会人として、パラダイム変換の現実的な兆候を感じ、またその理解の必要性を感じて、自分が思い考えることを整理してみるためにぽつぽつと買っているものです。新しい理論や主張を理解しようとするためではなく、どちらかというと自分の考えを助けもらうためにときどき開いて確認する辞書のような役割を持っている本です。
職場の若い人たちに自分の考え方を理解してもらうのはなかなか難しいことなので、むしろこうした本を紹介して、その権威の助けも借りながら、幅広い説明を行いたいという思いもあります。 |

人間が幸福になる経済とは何か
(2003/11/25)
ノーベル賞経済学者による革新的なこの本は、1990年代の繁栄について一般に理解されていることの大半は誤りであり、世界のリーダーや、多大な影響力をもった主要な経済決議を支えてきた理論がまったくの時代遅れであると主張している。
確かに、雇用は生まれ、テクノロジーは進歩し、インフレは収まり、貧困は緩和された。だが同時に、われわれが今日直面している経済問題の下地もできあがっていた。政策立案者たちは、ある種のイデオロギーの運動家のごとく自由市場に肩入れし、会計基準から外れることを黙認し、規制解除を過度に進め、企業の拝金主義に迎合した。そして今になってそのつけが回ってきたというわけだ。
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