鬼子母神から雑司が谷、(旧)目白通りを横切って、宿坂通りの急坂を下り、神田川にかかる面影橋を渡ると、新目白通りです。早くもそのあたりで、雨がぱらついて来ました。しかし、小降りで、太陽に照らされるよりも気持ち良く快適です。 細い裏道を抜けて、早稲田通りを横切り、箱根山通りに入ります。ここは戸山公園の箱根山の脇で、キツイ上り坂が続きます。ギヤを落として歩くような速度で登る私の脇を、若者がすいすいと追い抜いて行きます。 ここで息が上がって、頭がもうろうとし、例によって総務庁統計局のところで道を間違えてしまいました。抜弁天へ抜けるべきところを、逆の都心側に進み、東京女子医大の辺りで少しうろうろ。行き止まりの路地などにも悩まされながら、なんとか外苑東通りに出てやっと位置を確認。そこは市谷仲之町。四谷三丁目まで進んでやっと新宿通りに。久しぶりの新宿、甲州街道は新宿御苑トンネルに潜っていく・・・。そしてやっと新宿御苑大木戸口に辿りつきました。なんだかんだ言っても、多分間違えた分を入れても7km程度、約30分ちょっとの道程です。やっぱり近い。 小雨の新宿御苑は、広大なこともあって、無人といっても大袈裟ではないような人の少なさでした。上の二つの写真で、ゴルフコースのように広大な芝生に、ほとんど人がいない様子がお分かり頂けるでしょうか。 新宿副都心の高層ビルを遠望する風景はセントラルパークみたいかも・・・。そして雨に活気付いた芝生の緑を眺めながら、休憩所でおこわのおにぎりを買って休憩。とにかく、風がなければ、雨の日は絶対お奨めです。王侯貴族のようにこの広大な庭を一人占めできます。 そして、新宿御苑トンネルの上に作られた温室(三つ目の写真)に入りました。さすがにここには少し人が入っています。何かの授業なのか、高校生か短大生くらいの女の子の集団がめいめいに高そうなカメラを構えて、植物や花の写真を撮りまくっていました。そこで私も、いささか見てくれは貧弱ながら、自慢のCoolPIXを取り出して、いくつか花の写真を撮ってみました。 マダガスカルジャスミンというのは、説明を読んでみるとジャスミンの香りはするもののその仲間ではないとなっていましたが、このサイトに相互リンクをはっていただいているARIELさんの可愛いお子さんジャスミンちゃんを思い出して撮ってみました。純粋さと強さを感じさせる小さな白い花です。 一番下の写真は、温室の外の大木戸口へ向かう順路に咲いていたタイサンボクです。直径30センチくらいの大きな花で、温室の外の道脇に雨に濡れながら花を開いていました。 雨は幸いあまり強くもならず、風もほとんどなかったので、2時間以上過ごしてしまいました。近くにあの恐ろしいほどの新宿駅の雑踏があるとは、想像も出来ないような静けさでした。 帰り道では、戸山公園と早稲田大学により(正直に言えば迷い込み)ました。戸山公園ではクラブ活動をしている周辺の学校の子供たちが沢山いました。その中で、男女3〜4人ずつに別れて英語劇の練習をしている高校生の集団の熱心さ(声が恐ろしく大きい)には圧倒されました。早稲田大学の大隈講堂近くまで行きましたが、土曜日というのに学生が沢山いるのに驚かされました。私の行っていた(時代の)大学では、キャンパスには学生より観光客の方が多かったのですが・・・。 やはり、予想通り帰りの宿坂通りの急坂の登りはきつかった・・・。 雨には少し濡れたものの、それ以上に雨の効用を感じた散歩になりました。

|