振り返る時代
2000年09月30日
<要旨>

1950年生まれの私は、2000年の誕生日を迎えて、50歳になりました。そんなとき、1ヶ月ほど前の引っ越し作業の中から、長い間見捨てられ忘れ去っていた古い段ボール箱が、偶然にもみつかりました。

そこには、30年前の学生時代に書きためたノートブックが何冊も詰め込まれています。ずっと小説を書きたいと思いながら、いわば習作のスケッチのようなものを、少し書いてはやめ、また思いなおしては新たな気持ちで書いてみてはまたやめ、というようなことを幾度となく繰り返していた、その足跡です。

20数年以上経っていま読み返すと、今の大人の目からはとても稚拙で恥ずかしく、しかしまた、同時に自分自身の青春が愛おしくも思え、複雑な感慨が絡み合います。

卒業の年に、そうしたノートブックの中の未完の文章を紡ぎ合わせて、いくつかの文章にまとめ、書き上げた原稿用紙を大学図書館の青焼きで、もの凄く手間をかけて何部かコピーを作り、友人たちに配ったりしました。その青焼きの分厚い紙の冊子もその箱から出てきました。過ぎた年月を語るように、その青焼きは色褪せ、部分的に判読も難しいほどになっています。

とても恥ずかしい文章ですが、自分にとってはとても愛おしいものなので、もう一度ワープロに落としてみました。以下のふたつの文章が、その一部です。

★雪の街から送る

1972年1月
(PDF 36KB 4,715文字)

★人間に関して、ぼくは
もっとも満たされていない

1973年11月
(PDF 39KB 13,939文字)

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